Matthews' Issue

アメカジオンラインショップのマニアックブログ。アメリカンカジュアルは面白い!

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      2013/12/07

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最初期のコットンネル

今日はアイテムの紹介です。サンプルを見た時からこれすごいな~と思っていたヘラーズ・カフェのネルシャツです(ヘラーズ・カフェについては以前のエントリをお読みください⇒その1その2)。

1930年代頃のネルシャツ ――その昔はネルシャツだけでなく、Tシャツもスウェットもアウター (は当たり前ですが) もその素材のほとんどにウールが使われていました。コットンなんて肌着に使われていた程度です――

襟付きシャツのような服にもコットンが使われだした、そんな時代のヴィンテージが基になったものなのです。もう全部がスゴイんですが、まずこの色です。緑がかった深いターコイズブルーは現行品ではなかなかお目にかかれません。とてもキレイで目を引かれます。少し明るいブラウンとの組み合わせも、レッドベースやブルーベースが多いネルシャツの中では珍しいです。

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それから生地です。“引き揃え” というタテ糸を並行に複数本並べて織る方法なのですが、これをするとその複数本をより合わせて使うよりも柔らかく織り上げることが出来ます。フカフカな柔らかさにも驚きます。甘縒りの糸を緩~いテンションでじ~っくり織ったんでしょうね。職人さんの気遣いが窺えます。まるでカシミアでも混ざっているかのようなすべすべの肌触りなので、触ってみるとホントにコットン100%なのかと疑っちゃいます。

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さらに引き出しを増やす努力

日常にミシンを使っていると分かるのですが、厚い・柔らかい・粗い生地というのは縫いにくいものです。同じネルシャツでも目の詰まったフラットな生地と比べるともうその難易度は歴然の差ですから。染色、織り、縫製とどれをとっても職人泣かせな一枚です。大事に着ないとバチ当たりそうです(笑)。

ヴィンテージウエアの再現をメインテーマにものづくりをしてきたウエアハウスは、10年以上に亘る研究と生産、機械の改良でノウハウを培ってきており、その引き出しの数は相当なものです。初めて作るアイテムでも、それらのいくつかを開ければクリアー出来ることも多くなってきています。

しかしHeller's Cafe においてはそのウエアハウスをもってしても開けた引き出しの奥までさらに手を入れて探し、あるいは新たに引き出しを作る必要のあるブランドになっています。ラリー氏との出会いが大きかったこともあると思いますが、さらに服作りに挑戦する必要性を感じていたんじゃないでしょうか(と、ブランド立ち上げから数年経ち、さらに自分が外野になった今だから思い至る点ではありますが… )。

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大判チェックで身幅も広めなので、オーバーシャツとしてスウェットやシャンブレーと重ね着がおススメです。街並みが暗くなりがちなこれからのシーズンにはこんなブライトな色目のシャツが相当映えると思います!カッコイイですよ!

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