Matthews' Issue

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ザ・年末

      2014/05/16

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「お前、仕事に行く前に前日の準備は手伝っていけよな、当日は居なくてもいいから」

実の父親にこんなことを言われたのは松下家の年末一大イベント “餅つき” の数日前のことでした。僕の実家は本家ということもあり、父が幼いころからおそらく70年くらいは行われています。それにしても当日は居なくっていいってそりゃないでしょ。

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29日ですと 「苦(9)」 が付くということで縁起が悪く、また大晦日はさすがに集まりが悪いだろうというので毎年12月30日です。喪中などで数回中止になったことがある以外は雨のときにもブルーシートを張って行われたくらい親戚一同が気合を入れているイベントです。餅を搗いた後は更に居間で宴会です。

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それぞれが友人知人を連れてくることも多く、ある年、姉の友人のそのまた友人という外国人一家が遊びに来ました。この日は基本的に敷地内に入る人間は郵便配達であろうと宅配便であろうとウエルカムで、搗いたお餅をすすめるどころか一杯飲ませようとまでします。

逆に言うとどんな人でも特別扱いはありません。「働かざる者食うべからず」的な意識が根底にあって、近くに居れば物を運ばせるし買い出しにも行かせます。ですからその一家も確かに珍しい客人ではありますが、メインゲストのポジションにはなりません (そもそもそんなポジションはない )。

親戚縁者の大半が英語は喋れませんから、個々のコミュニケーションもそれほどではありませんでした。

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彼らは餅つきだけで帰ったのですが、「あの人たちは理解できたのかな? 楽しかったのかな?」 と思っていました。そうしたらそこのパパがひとり酒瓶を手土産に戻ってきたのです。

「おおー よく戻ってきた!」 と酒宴に迎え入れ、皆じすいすあぺん級の英語で会話と食事を楽しんでいました。僕は大抵洗い物担当 (年上が減らないのでいつまでもペーペーです )なので、ちょっと離れたところから見ていて 「スゴイ状況だな~」 と感心していました。

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僕の記憶の中でも昔は搗く量がハンパなく、朝6時くらいからやっていましたが、今では8時くらいからゆっくりスタート。せいろを蒸す方法もガス式に変わってしまいました(以前はかまどに薪をくべていましたが、条例でアウトになってしまいました )。

一時期に比べればこじんまりしていますが、「絶やしてなるものか」 という一族の決意みたいなものは毎年揺らぐことなく、みんなして朝から飲んでいます。餅つきが来ると僕の中の年末感も一気に上がり、年明けまで飲み食っちゃ寝の正月モードに入ることになります(年明けの写真が太っていることは既に確定です )。

これで年内のブログ更新はおしまいです。みなさまもよいお正月をお過ごしください。

年明けは3日から通常営業です。お休みの方はぜひ遊びにお越しください。来年もどうぞよろしくお願いいたします。

それではよいお年を~。

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