Matthews' Issue

アメカジオンラインショップのマニアックブログ。アメリカンカジュアルは面白い!

インディアンジュエリー新入荷

      2013/11/27

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暑さもようやく引きはじめた先日、風も涼しく静かな夜だったので、ビールを飲みながらシルバージュエリーを黙々と磨きました。

シルバーは黒ずんだ重厚感が好きなので、アクセサリーは特にケアもせず放置しておく派でした。きちんと磨いたのは4、5年振りです。親指にマメを作りながらもゴシゴシ磨いた甲斐あって、みんなキレイになりました。やってみるとクリーンな明るい輝きのシルバーもいいもんです。

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マイスターの技術を受け継ぐアーティストたちの作品

今日は新入荷のインディアンジュエリーもオンラインストアにアップしました。ホントにカッコいいですよ。

まずはNavajo のDerrick Gordon(デリック・ゴードン) 作のチゼルワークスタンプバングルです。叔父の名匠デルバート・ゴードンに、高校卒業後に師事したデリックは現在42歳。

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“チゼルワーク” とは鑿(のみ=chisel) を使って細かく規則的な意匠を施していく技法のことです。デリックの作品は師匠に似て、ターコイズにワイヤーワークやスタンプを絡ませた立体的で大振りなものが多いのですが、こういうシンプルなものでも思わず目を惹く存在感を生み出すのですから、センスはもちろん細かい創作に必要な指先の力や視力もある今日、まさに脂の乗っているアーティストといえます。

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デコラティブで土着的なイメージの強いインディアンジュエリーですが、このバングルならシンプルなカジュアルスタイルにもすっと馴染んでくれるはずです。マメに磨いて鏡面のようなクリアな輝きをキープして、ラッキーチャームのような愛着を感じてもらえたらなと思います。

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もうひとつはHopi のペンダントトップです。Ricky Koochwytewa (リッキー・クーチュワイテワ) 作 “Star Blowers(星に命を吹き込む者)” のオーバルトップです。

複数枚のシルバープレートを使い、糸鋸で切り出したモチーフを貼り合わせるホピインディアン伝統のオーバーレイという技法からは、己を取り巻く自然や動物や信じる精霊たちを描いた絵画、あるいはストーリーテラーのような時間と空間の広がりが感じられます。

熊の顔の中にも水や雲や風などの意匠(シンボル)が組み込まれています

熊の顔の中にも水や雲や風などの意匠(シンボル)が組み込まれています

力強く荒々しいナヴァホインディアンの作風と比べて感じる繊細さや柔和さは、彼らが農耕民族の出自であることにも因るのかも知れません。

今回初めて知ったStar Blowers というこのモチーフ、実はこれはリッキーの父親で、シルバースミスとして伝説的なビッグネームであるヴィクター・クーチュワイテワが生み出したモチーフなのだとか。他のアーティストはヴィクターに敬意を表してあえて使わないんだそうです。かつて2人で今はひとりしか作らないのなら目にする機会が少ないのも納得です。

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ループも厚みが有って、ろう付けもキレイな仕上がりです

背面のホールマークはBear paw

背面のホールマークはBear paw

故ヴィクターはオーバーレイ発案者の元で修行した人なので、息子リッキーの作るジュエリーはホピジュエリーの王道といえるのかも知れませんね。

名前もカッコいいですよね、Star Blowers って

名前もカッコいいですよね、Star Blowers って

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大振りのオーバルに世界観がしっかり表現されていて、重ね着けせずにこれひとつでも十分なボリュームです。ホピジュエリーのモチーフで夜や宇宙を連想させるものは少ないです。このデザインにグッと来た方にぜひ着けていただきたいと思います。

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今回はオルテガのラグコースターやビーズブレスの新しいものも入荷しましたので、順番にオンラインストアにアップしていきます!

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