Matthews' Issue

アメカジオンラインショップのマニアックブログ。アメリカンカジュアルは面白い!

ARTIFACT Camp Tote

   

あーーこれは日本人が好きなやつだわ、間違いないわ。

田舎対決

ネブラスカ州オマハに住む、VansとRed Wing Bootsが好きなクリス・ヒューズが立ち上げたハンドメイドバッグブランドがARTIFACT BAG Co.(アーティファクトバッグカンパニー)です。

クリスさんはやっぱりヴィンテージクロージング好きで、ワックスドキャンバスやホーウィンレザーを使ってカタカタ縫い上げている自身のバッグも、見て触ってきたFILSONやL.L.Beanのようなアメリカンヘリテージブランドのアウトドアウェアやバッグなどがイメージの素になっているそうです。

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L.A.周辺や東海岸ではなくローカルシティーで、古臭いルックスのバッグを地道に作っているという点では、以前紹介したオレゴンのArchival Clothingと共通点がありますね。アイテムの雰囲気もどこか似た感じがします。

Archivalはトレードフェアでたまたまバーニーズのバイヤーの目に留まったことで広く知られるようになったのですが、ARTIFACTも似たような感じではあるんですが、もうちょっと今っぽいんです、知られ方が。

拡散!拡散!!

4年ほど前、クリスさんはeBay(ヤフオクみたいなオークションサイト)でヴィンテージのアルミチェアを落札しました。で、やっぱりモノがモノだけに、「郵送じゃなくて直接引き取りたい」と出品者のツイッターアカウントに呼びかけました。

30分後に来た相手からの返事は「このキャンバス地のランチバッグいい感じだね」。

実はこの出品者というのがアメリカで超メジャーなファッションブログ"A Continuous Lean.”のメインエディター、マイケル・ウィリアムズさんでした。30分で落札者が何者なのかリサーチしたんでしょね。

そんなエポックメイキングなアイテムだとはつゆ知らず、スルーしてしまいました……

そんなエポックメイキングなアイテムだとはつゆ知らず、スルーしてしまいました……

クリスマスには、そのランチバッグが"マイケル・ウィリアムズオススメのクリスマスギフト”に晴れてリスト入り。あれよあれよという間に様々なファッションサイトやカルチャーページでピックアップされ、一時は400件以上のバックオーダーを抱えるまでに。「何日もの間、16時間も働くはめになったよ」ですって。ひとりで作ってるんですものねえ。

改めてCamp Tote のご紹介

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14オンスのダックキャンバスを素材に使ったCamp Toteは、数種類のトートバッグをラインナップするARTIFACTのなかでは一番ライトなモデルです。ボトム周りにホーウィンのクロムエクセルレザーをびっちり張ったスペシャルモデルもあるのですが、エントリーモデルとしてはこのくらいがいいかなと思いまして。

正面から見ますと正方形にほど近い、やや底の浅いトートバッグなのですが、あまり深いとやれバッテリーだスケジュール帳だドラッグケースだとお目当ての物を探すのも一苦労ですからね。デイリーで使う分にはこのくらいの深さがあれば十分です。

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ストラップは高さ27センチ。これならアウターの上からでも肩掛け出来そうですよね。

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室内はシンプルな一室構造。外側にポケットが3つ付いています。一番大きなポケットは「iPad入れるのにちょうどいい」ってクリスさんが。iPad?

ニューエイジが作るオールドスタイル

GUCCIやらDiorのようなトップメゾンならともかく、アメリカのローカルメーカーがブランド紹介にあれだけきっちり編集されたPVを使うのは、よくよく考えると珍しいです。広く知られるきっかけにSNSがあったり、使用目的に最新デバイスの名前を上げたりと、古めかしいルックスにせっかく手を伸ばしかけたオールドアメリカンフリークを躊躇させるトピックをちょいちょい投げ込んできます。

みんな出来ることなら、ロッキーマウンテンダウンベストのレザーヨークに薪の束を担いでみたいと思っているし、カバーオールの胸の変型ポケットに懐中時計を忍ばせてみたいと思っているのに。

 

あるサイトでのインタビューで、「典型的な一日の過ごし方」についてクリスさんはこう答えています。

It looks like a man straddling the 19th and 21st century. I repair antique machines, answer emails, cut hides of leather, check analytics, hammer rivets, write blog posts and sketch designs–all while soaking up podcasts and audio books from my MacBook Pro that rests on a vintage woodworking bench. I love my workday.

「19世紀と21世紀を股にかける男みたいさ。アンティークマシンを修理したり、eメールに返事を書いたり、牛革を裁断したり、インターネットサイトを分析したり、リベットをハンマーで打ったり、ブログやデザインスケッチを書いたりさ。その間ずっとヴィンテージの作業ベンチに置いてるMacBook Proからポッドキャストやオーディオブックを流してるんだ。僕は自分の仕事する日が好きだよ」

はははっ(笑)。なんとクリアなご回答。

Exif_JPEG_PICTUREカラーは上からBerry、Papaya、Cinnamon、Navy。オンラインストアにもアップしました。 ⇒ Matthews Online Store

 

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