EMPIRE&SONS from NYC
2014/11/24
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まだまだあるよ実力のアメリカ製
New York発のニューブランド、EMPIRE&SONS(エンパイア&サンズ)のSlim Straight Katsuragi Pantsをオンラインストアにアップしました。
EMPIRE&SONSはNew Yorkを拠点にしたパンツ専門ブランドで、Levi'sが採用したことで名高いコーンミルズ社のホワイトオーク工場製デニムやミルスペック(厳しい軍規格)の生地やパーツを使っています。そしてもちろんMade in U.S.A.。縫製はRRLやJ.Crewのアメリカ国内生産を請け負う工場によるもので、つまり、今日の王道U.S.メイドクロージングのエッセンスが染み込みまくっているわけです。

この浅いバックヨークでぴったりホールドするのです
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ブランドコンセプトを因数分解
EMIPRE&SONSのブランドコンセプトは ”ナチュラルフィット”。
シルエットは東海岸のブランドらしくスッキリした細身のストレートですが、Slimと謳うほどのタイトフィットではありません。ベルト位置をやや浅めに設定している分、ヒップ周りに程よくゆとりがあります。なので、穿いている32インチはウエストはぴったりしていてもポケットが使いやすいんです。
ローライズ(浅い股上)というと股上全体をとにかくコンパクトにしがちですが、Left Field NYCやRising Sun、RRLなど最近のアメリカンブランドは、この「縦を削った分、横を広げる」というさじ加減がホント上手いです。

ボタンフライに打ち抜きリベット
メンズアパレルのトレンドやディテールは、レディースの後追いであることが多いのですが、全体的にタイトフィットさせることで女性らしい丸いシルエットを強調させるレディースに比べ、メンズの場合はポケットが使えるかどうかって重要だと思います(男の目からすると、そのちっさい尻ポケはフリスクくらいしか入らんのじゃないか、って思うことありません?)。

このシワの具合でタイトじゃないことが分かりますでしょ
このパンツのシルエットのキモはインシーム(内股)のラインです。股の付根からヒザ位までのカーブのかけ具合が抜群に上手い。ヒザから下はほぼストレートラインなので、裾幅が極端に細いこともなく靴とのバランスも難なく収まります。この内股のフィット感はLeeのジーンズに近いものが有りますね。
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デニムと同じ綾織り生地のカツラギ地。デニムに比べて少し細い糸を使って織るので中厚の柔らかい質感が特徴です。Leeウエスターナーに使われるサテン地よりは厚手で光沢もなく、純白のホワイトデニムよりも扱いやすいナチュラルカラー。5ポケットやステッチワーク、バックポケットのシェイプなど、見慣れたLevi's501ライクなディテールとLeeを感じるカッティングのハイブリッド。やっぱり王道ですよこれは。

こちらはグレーの糸で、

露出する部分は生地に合わせたホワイト
ユーズド501から始めたアメカジライフも、いつの間にか良くも悪くも拘りまくりで丁寧な日本製のウエアに慣れてしまい、一時はアメリカ製であっても綿糸じゃない縫製をマイナスポイントとしていましたが(しつこいようですが、これは日本のコアブランドがいい意味で異常なだけです)、ネームタグに合わせて糸の色を替えてくれてる小さな気遣いだけでほっこり出来るようになってしまいました(笑)。
長くなってしまいましたので、スタイリングでの紹介はまた改めて。上の写真のようにチェックネルとの組み合わせが抜群にイイので、そのあたりをポイントにイメージしてみますね。