大御所
2013/12/07
タフなアメリカンワークウエアとして知らない人はいないCarhartt
ようやく涼しくなりましたね。言わずと知れたアメリカンワークウエアのド定番、Carhartt のArctic coat が入荷しました。ブラウンダック界(?)の大御所として一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。

「フードを買い忘れるなよ!」 のステッカー。カッコいいなぁ
100年を越える歴史のあるカーハートは、ハミルトン・カーハートを祖とするファミリービジネスとして鉄道関係に特化したワークウエアを作ることから始まりました。
実は才覚のあったビジネスマンでもあったハミルトンの狙いは的中、鉄道工夫たちに使い勝手の良いワークウエアがなかった当時、彼らのためだけに作るカーハートのジャケットやパンツはとても人気がありました(実は 「目立つから」 という理由で改名までしています )。

元の名前は“Carhart”。t はひとつだけだったんですね
近年ではヒップホップアーティストがオフィシャルで着用するようになり、ファッションアイテムとしても認知されました。自然な流れかもしれませんが、その後、カーハートはドラッグディーラーのユニフォームと化してしまいます。

これも中綿キルティング仕様
彼らにしてみれば極寒のストリートに長時間居ても暖かくいられて、なおかつポケットが多く付いていることでブツもたくさん入れておけるジャケットということです。その高い機能性がブランドにとってネガティブキャンペーンをもたらしてしまうという何とも皮肉なことに。

左胸にはカーハートのロゴが
4-H やFFA をバックアップしたり、NASCAR をスポンサードしているカーハートがしかし、ブルーカラーワーカーたちに愛用され続けていることも事実で、911の現場にもカーハートのジャケットを着たレスキューたちが多くいたといわれています。
オンラインストアはこちらです⇒ Matthews Online Store