ないと困る
2016/11/10
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雑誌で見るNY やポートランドの、店主のカラーが出ている小さな本屋はカッコいいのですが、果たしてそういう店に通うかと言われると。
地元駅前には、場所柄洋書や横浜の歴史を紐解く書籍も揃えている、結構長いことやっている小さな本屋があるのですが、ここにはほとんど行きません。本屋とCDショップに関してはそれなりに大箱の方がしっくりきます。
買い物するだけが目的ではないのです
目的の本や興味のある分野以外のものにも接する機会があるのがリアル本屋のいいところ、とよく言われます。
なるほど確かにそれもありますが、本屋は本や雑誌やマンガの好きな人たちが働いていて、本や雑誌やマンガが好きな人たちが足を運んでいるあの空間こそが僕にとってひとつの目的になっています。
来る人迎える人の嗜好のベクトルの向きが揃っているのなら、規模の大きい方がその質量も大きいわけです。欲しい本があってもなくても、平積みされた新刊の帯を読んだり雑誌をパラパラめくったりと、本好きが各々うろついてる空気に浴するだけでも足を運んだ目的は十分に適っているのです。
CDショップも同様です。例え自分が興味のないジャンルでも、北欧メタルでもジャパニーズパンクでも、好きが昂じて仕事にまでしてしまった人のエネルギーというのは空間に滲み出てくるものです。タワレコの手書きポップ、好きなんですよねえ。

読みやすい字体とリズム感。スペースの空き具合も文句ないぜジョンスペ!!
横浜駅前からはHMVに続いてそのタワーレコードも消えてしまいました。人の集まるエリアには、その規模に見合った大きさの本屋とCDショップが文化面担当の両輪として必要と思うのですが。
ああ、残念です。他にあの駅前で長居できるの献血バスぐらいですよ、マジで。
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灯台元暗し。アウトソーシングの最先端
アマゾンでポチれば2、3日後には届く本ではありましたが、せっかくなのでいつもの本屋で取り寄せてもらいました。
知ってました? アメリカ国内から、アメリカ企業の、アメリカ国内番号のコールセンターに問合せの電話をすると
インドに繋がるって。
24時間稼働させるのならば時差なんて無いも同然です。通信コストは過去に比べて劇的に下がっていますし、現地のインド人は英語やITの習熟度も高く、それでいてアメリカでの雇用より安く済みます(訛りがすごくてスムーズなやりとりとはいかないようですが……)。
さらに抜け目ないアメリカ企業は、トラブルの元になるような言語や習慣の違いがなくて、超低賃金で雇ってもストライキや組合交渉の心配がない労働者がたくさんいる場所を見つけました。
アメリカ国内の刑務所
が今、企業のアウトソーシング先に選ばれていたりもします。そりゃ囚われの身じゃ文句の言いようがないのは確かですが……なんという合理化至上主義。
「地元大好き内弁慶。でも来る者拒まず」 な横浜人気質に漏れない僕でも、アメリカものはいくら好きでも日本の暮らしに日本らしさは残ってほしいです (「地元大好き」 は最近ちょっと怪しいですが…)。
日本の10年未来を行くというアメリカの、本家のタワーレコードはとっくに店舗営業を止めてしまっていますが、果たしてどうなりますやら……。
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次回は新商品ブログを書きます!ぶつくさエントリにお付き合いくださりありがとうございました。