Matthews' Issue

アメカジオンラインショップのマニアックブログ。アメリカンカジュアルは面白い!

先染め

      2013/12/30

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洋服の染めには大まかに言って先染め・生地染め・後染めの3種類があります。それぞれ糸染め・反染め・製品染めやオーバーダイと別の言い方をすることもあります。どのタイミングで染めるかということですね。

新入荷のウエアハウスのプリントT、杢グレーとオートミールの2色は糸染めです。この霜降りは生地を編んでからでは作れないので、撚って1本の糸にする前段階、フィラメントという最小単位の段階で複数の色を混ぜます。例えばジーンズのインディゴ染めのタテ糸のように、通常は撚糸にしてから染めますが、それよりも前の段階で色を混ぜることで、ここまで細かくシャープな杢具合になるんですね。

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このもちっとした独特の弾力感。糸の質や編み機の要因もありますが、コットン100%に思えないこの肌触りは、生地染めや後染めでは絶対味わえません。ジーンズで見慣れているので当たり前に思われる糸染めですが、コストが高く生産量の調整が難しいので、どちらかといえば高級品向け。製品染めなら最後の最後で何色にするかを決めても間に合いますが、糸染め製品でそんなこと言ったら現場や工場はてんやわんやです。

コイツはアメリカ産ですが

コイツはアメリカ産ですが

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早いほど美しい仕上がりに

それならなぜそんな手間のかかる作り方をするの?という疑問が当然思い浮かびますが、先染めの方が仕上がりが圧倒的に美しいからです。後付けしないので肌理も崩れず、ナチュラルな光沢としなやかさがあるのです。最新の化粧品を使っても赤ちゃんの肌には敵わないのと同じことです。そして日本のアパレル生産には、「どうせ作るならキレイでイイものを」と手間を惜しまない人たちが、まだ数多く携わってくれています。

「職人」 という呼び名は、熟練の技術の持ち主であること以外にも、その心意気に対する敬意も含まれていると思うんですよね。

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インディゴの話繋がりでこちらもご紹介。昨年大ヒットだったインディゴポケットTです。立体感もツヤもあるこの独特の面構えは先染めならではです。じっくり時間をかけて色の変化を楽しみたい一枚です。

昨年買い逃した方はお早めに

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