寝不足
2014/05/11
勝ててよかったです。2006年のリベンジ成りました。
PCでツイッター画面を開きながらの観戦でした。去年のW杯までは 「解説者らしくない」「声がデカすぎる」 などなどアンチ多数だったテレ朝解説席の松木安太郎に容認派が増えて来ていてちょっと驚きです。
(「夜中に静かすぎるのも寂しい」「サポーターだと思えば」 とあくまで解説枠ではないようです)
テレビで試合を追いかけていると、「松木もっといけw」 的なツイートが度々PCに飛び込んできます。限られた文字数のツイッターにはやはり口達者ならぬキー達者が多い様で、口に入れた飲み物をあやうく吹き出してしまいそうなキラーコメントをぶちこんでくる猛者もいます。色々な人の一喜一憂ツイートが画面に飛び込んできて一緒に観戦しているようで面白い。
スポーツバーでの観戦も熱気が有っていいでしょうが、うっかり強豪相手に勝ちでもして知らない若者に肩組まれたり店内揃ってニッポンコールとかそういうのはご遠慮したいので、友人知人で集まれない時はこのテレビ+ツイッターの観戦スタイルがちょうどいいです。
(松木の居る居ないが重要なファクターになる気もしますが… )
試合会場のドーハがあるカタール。その隣の隣はエジプトです。民主化を求める民衆が為政者を倒さんといま荒れに荒れまくっています。たまたまあるジャーナリストのツイートが気になってフォロー(その人の発言が自分のツイッター画面に表示されるようにチェックマークすること )したところ、エジプト関連の情報がドバドバ出てきます。
しかも 「政府筋によると…」 とか 「発表では…」 というレベルの情報だけではありません。デモ行進で軍と対峙している彼の国の若者や報道人の手元にある端末から「今、ここで」 が世界に向けて発信されています。時差もありそのジャーナリストが得た情報の多くは深夜に発信されています。知り得た情報をその場で翻訳しての取って出しです。眠い。でも目が離せない。

治安維持に使われた催涙ガス。アメリカ製
リアルタイム感と、粗いのから精錬されたものまでごちゃまぜの圧倒的情報量。何かイヤだなと思うのは日本のテレビを見ていても匹敵するレベルのものを受け取れないことです。量も同様。芸能人の離婚騒動はあんなにやっているのに。
イラク戦争もチベット動乱も現地は同様のカオスだったはずですが、その頃はテレビサイズや新聞報道以外の情報は知らないままでした。

BGM はPublic Enemy またはRage Against The Machine
たかがツイッターをやっている位でこれだけ情報が入ってくるということは、それは元々あるもの、ということです。網を持っていないから魚が引っかからないだけ。
でもこのゾクゾクするような改革のダイナミズムは人命や覚悟と引き換えになっているからだとも思います。そしてこの後必ずよい結果が来るとも限りません。本邦の場合はここまで劇的にはならんでしょうが、そこまで差し出さずに済む方法があって欲しいと思います。特に政治的なアジテートをしたいわけではありませんが。
いやいや、ツイッター面白い。

衝突が落ち着き、国立博物館が荒らされないよう人の鎖をつくる市民