幕の内弁当
2014/06/05
昨日の店休日は都内をあっちこっち回っていました。WAREHOUSE の展示会@渋谷、原宿エリアの色々な店を見て回り、代官山のHIGH-LIGHT でアンティーク什器を物色し、HP製作の打ち合わせで田町へ移動。
ふー。
普段の移動距離が大したことない分、それに1日で色々こなしてやろうと予定を詰め込んだ分、翌日 (今日ですね) はエンジンがかかるのがどうも遅いです。
昨日のそんなスケジュールの中に、「一緒にブーツをオーダーしよう」 という知り合いのお店との打ち合わせがありました。もう20年近く前からのアパレルの先輩なんですが、うちをオープンするときに手を貸してくれて、今も色々教えてくれたりゴハンをおごってくれたりするナイス先輩です。
今回は松下のイメージを優先させてあげるよと、カタログと革サンプルを貸してくれました。ここ数年は個人がオーダー出来るシステムも一般的になってきていますので、そういうモノを雑誌やブログなどで見る機会があります。僕自身にも失敗の記憶がありますが、オーダーとなると 「色々出来る!」 とテンションが上がって、あれもこれもとオプションを追加してしまい、結構ゴチャッとした仕上がりになりやすいんですよね。
ショップやメーカーがリリースしているモデルを見て、なるほどやりすぎていない感じがいいのかと思えてくるのはその失敗の後なんですね。ブーツに限ったことではありませんが、お店に普通に並んでいたアメリカ製プロダクツで育ってきた世代としては、スキマもないとカッコよく思えないようです。ゆるさと言ってもいいです。
さて、そんな自らハードルを上げてしまった感じですが、今回は僕の両肩に 「ゆるさ」 の重責がかかってしまいました。ははは……。このベーコンみたいな大量の革サンプルから、イメージに合うものを選んでいきます。ポイントは “Don't think,Feeeel ! ” です。
入荷がいつ頃になるかはまだ分かりませんが、皆さんに 「ゆるくてかっこいい」 と思っていただけるようなヤツを作りたいと思います。どうぞ楽しみにしていてください。