Matthews' Issue

アメカジオンラインショップのマニアックブログ。アメリカンカジュアルは面白い!

むかしばなし

      2015/07/23

月曜日は商品の入荷もないので、うーん、何について書こうか悩んでしまい、結局昔話を。今日はテキストだけのなんてことない内容です。

半年ほど前、実家の部屋を大掃除しました。でかくて重いと放置しっぱなしのデスクトップPCや段ボールに詰めっぱなしの着なくなった服を処分しました。雑誌に至っては延べ15年分、500冊はあろうかという量で、置き場所を間違えていたら床が抜けてたんではないか。

取っといたほうがいいものもあるかと思いひと通りめくってみるといや懐かしい。中2位から買い始め、阿部ちゃんが表紙を飾っていた頃のメンズノンノはもうすでに処分してしまっていましたが (いったい全部で何百冊あったんだろ…)、その中にはまだブラウン管(表現旧い?旧くないよね?ね?)には出てきていなかった江角マキコと大沢たかおと田辺誠一というスリーショットもありました。全員まだモデル業のみです。

マークパンサーがTMネットワークの人と音楽をやるなんて想像もつかない頃のことです。というかどちらにせよファッション誌を読んでいなかった友達にしてみたら、「globeのあの外人誰?」ということらしかったですが。

1995年8月号がストック最古のBeginには、今やセレクトショップの上層部にいるような人たちが店長やらプレスの肩書きで登場してます。テリー伊藤のコラム(イラストは寺田克也!)なんて白黒ページの扱い。ま、内容はエログロシモなんで当然と言えば当然ですけれど。

パソコン関連の特集ではシャープのPDA、ザウルスが一推しだった時代です。iPhoneと同じくらいの大きさで、厚みは倍くらいあります。振って入力画面がリセットされるなんてすごい機能です。ザウルスでそんなことしてもバッテリーの接触不良で画面全体がとぶのが関の山。

QUANTOなんていう個人売買専門の雑誌もありました。友人はヤフオクとタウンページを合体させたような、この分厚くて重くてちっっっちゃい字の雑誌を、虫眼鏡(事実)を使って毎月発売日にチェックしてました。アナログここに極まれり。

どこに行ってもAir JordanⅠオリジナルにバブルプライスがついてました。トマホークチョップなんてスニーカーショップもマービンズの上にありましたねぇ。(平成のお話ですよ!)

ナンバーナインが原宿の同潤会アパート(現表参道ヒルズ)の裏手に出来たのが1996年か1997年。そのままでもスケルトン渡しできそうなコンクリの無機な内装(に無機な接客)でしたが、この頃のナンバーナインにはアメカジ野郎でも合わせられる服があったので足繁く通ってました。

極めつけは、どうしても欲しかったマウンテンパーカを手に入れんがために、そろそろ出るだろうとの不確定要素をよりどころにして、当時働いていた横浜から、昼飯に行くふりをして表参道への往復だけに使ったこと。結果空振りとなりまして、現地滞在時間は十数秒。若かったなぁ。

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