Matthews' Issue

アメカジオンラインショップのマニアックブログ。アメリカンカジュアルは面白い!

ボーダーTショートスリーブ編

      2013/12/29

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Topaz のボーダーTをもう一枚ご紹介。

こちらはショートスリーブのポケットTです。ざっくり粗めの生地を使った先日のハーフスリーブものと違い、薄くてさらっとした肌触りです。コットン100%ではなく、ポリエステル芯をコットンフィラメントで巻いた糸で編んでいます。この糸にしたのは、インディゴで染めたデニムのような中白の雰囲気を出したかったからだそう。おまけに糸の外側にコットンを配したことで、化繊特有のピリッとした硬い着心地も全く感じません。

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ということで、知っている人はとっくに知っている、『なぜジーンズは色落ちするのか』というお話です。

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質の低さがもたらすブルー

経糸(たていと)にインディゴ染めの糸を使って織るデニム地ですが、インディゴは意外にも糸を染めにくい染料なのですね。何度となく染めを繰り返すことでやっとあの濃紺が作られるのですが、それでも糸の中心は染まらずに白いところが残ります。
染めた色が色褪せずにどの位キープできるかの安定性のことを「堅牢度が高い/低い」 という言い方をしますが、インディゴは染めづらい上に堅牢度も低い(=退色しやすい) のです。穿いているうちに色んなトコロが擦れたり、洗濯でどんどん色が抜けてあの枯れたような薄いブルーになっていくワケです。

一方こちらは綾織りだからこその見事なタテ落ち

一方こちらは綾織りだからこその見事なタテ落ち

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それと、意外に知られていない色褪せの理由に紫外線による劣化というのもあります。いわゆる日焼けです。インディゴはこれにも弱いんです(何だかタフなワークウェアのイメージを崩していってるような気が…)。

インディゴで染めたとしても、Tシャツの場合はデニムほど濃くしませんし中白が出来るほど太い糸も使いません。そもそも編み物は綾織りのようにタテ落ちはしないので、日焼けによる部分的な色褪せは目立つんですよね。それをクリアしつつあの風合いを出せないものか…と考えた結果、染まりづらい化繊を芯にした糸を使うことを思いついたそうです。(これはインディゴ染めではないので、洗濯による色抜けもほとんどありません)

左胸にポケットついてます

左胸にポケットついてます

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太すぎず細すぎずのベーシックなボーダー幅は使いやすいですし、色落ちしたブルーデニムとの馴染み具合といったら! クタクタになるまで着倒していきたいTシャツだと思います。

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さて、ここから先は完全に余談です。でも時間がなくなってしまいましたのでまた明日。

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