今年もCrescent
2013/12/17
新入荷のCrescent Italian vest をオンラインストアにアップしました。⇒ Matthews Online Store
アメリカ北西部の端っこ、シアトルのCrescent Down Works というブランドについては去年のエントリをお読みください。これをフルパワーで書いたのでもう燃えカスすら残っていません。ですので今回はオーダーにまつわる小ネタを。
約半年前の展示会でオーダーするのですが、Crescent はシェルやライニングの色・素材、前立てやジッパーの有無、裾のシルエットなど細かく設定できます。代理店が製品サンプルを何個か並べてくれてはいるのですが、シェルとライニングのカラーリングだけでそれぞれ20色以上あるので、基本的にはカラーサンプルから選んでね、ということになります。そのカラーサンプル、大きさはこんな感じです。
マックス針11号。
や、さすがにこれよりはちょい大きいくらい。それを現場のダウンベストの上に置いて目を細めてみたり、表地と裏地の候補を並べて凝視した後に目を瞑って妄想してみたり……。
ウチはカラーオーダーするのが多くても2パターン程度なので、ここで失敗するわけにはいかんのですよ! それで出来上がったのが上の写真のものです。真っ先にこれを思い出しました。
初期のNIKE ACG はそれまでのアウトドアシューズのイメージをブッ壊すような奇抜なデザインやカラーリングのものがたくさんありました。
「この色組み合わせアリなのかーアリだよなーカッコいいもんなー」
バカっぽい感想なのは当時20歳そこそこなので許してください。予想以上のマッチングに、ガッツポーズ半分ホッとしたの半分といったところです。
今季はラスト×コバルト
今シーズンのシェルは新色のRust(=錆び色) を選びました。店の什器でも使っている様な、くすんだオレンジ色のことを指します。60/40クロスのラストとコバルトブルーのナイロンライニングとの組み合わせです。
毎シーズン売り切れてくれるのが理想ではありますが、自分で配色を決めたものがこうやって数年分にまたがって並んでいるのを見るのもまたいいものかも知れませんね。
コーディネートはまた後日。
通信販売はこちらをご利用ください。⇒ Matthews Online Store