ファッションの目的(後篇)
2017/02/11
どうしてこう好戦的なんでしょうね・・・
前回の続きです。
ファッションというのは自分が好きなもの欲しいものを選ぶものですが、それって友だちとか会社の人とか奥さん彼女等々、顔の思い浮かぶ周りの人たちに、
いい人カッコイイ人に見られたい
って絶対ありますよね。お金かけるんですから当然です。
キマったと思い勇んで出掛けた飲み会で「うわなにその服、ダッサーい」って言われたらショックでしょ。凹むでしょ。そこで「お前に何が分かる!」って言い返せる男はあんまりいないと思います。
他人の目は気にして当然
WEARをファッションSNSのサービスとして使う時に欠けているように思うのが、目の前にいる人の反応です。
以前紹介したWEARのプロモヴィデオのイヤなとこは、自分とスマホ画面のみの関係性で成り立たせている部分です。そりゃWEAR上でも繋がっている友達やファンはいいねって言ってくれるでしょうが、そのシチュエーションで「それ似合わないよ」「もっと明るい色の方がいいと思う」なんて言う人いないでしょう。
ショップで試着した時に店員さん褒めてくれるけどこの人目が笑ってないぞとか、
他におススメありませんかって出来てきたアイテムがイマイチで、ちょっとこの店員さんとは合わないなと思いつつ、このお店にはまた見に来たいからイヤな客だと思われたくないけど買わないならどうこの場をやり過ごす?とか、
一緒に行った友達に「こっちの方が似合うぞ」と違う色を薦められたりして「コイツ、俺のことこういうのが似合うって見てたのねー」と気付いたりと。
別に洋服を買う場に限ったことではありませんが、そういうコミュニケーションを繰り返してファッションセンスって磨いていくものだと思うのです。その上で好みだコダワリだと主張していくべきなんですね。
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ファッションとSNSは相性がいいのでこれからも広まっていくでしょうが、画面で得られる情報って
五感のうちのひとつしか使っていない
ことをお忘れなく。あるアイテムの着こなし写真が100枚乗っていたところで後々いくつ覚えてますかね?
自分の目で見て触って店員の話を聞いて、革やウールならニオイだってあります(舐めることはさすがにないでしょうが)。違うお客さんの応対をしているスタッフや後から入ってきたお客さんの着こなしだって目に入ってきます。
どちらの方が情報多くて感覚を磨いてくれますかね? 後々まで覚えているでしょうね? ヒトの感性なんて使わなくなったらあっという間に鈍りますよ。
「オシャレであること」というのは、
自己申告制ではなくて承認制
なんです。今この目の前にいる人にどう見えるんだろうというフィジカルな視点も持たずにオシャレになりたいというのはちょっとムリがあります。回遊している深さも知らずに釣り糸たらしたって目当ての魚は釣れませんよ。