オリンピックのMade in U.S.A.
若干遅いトピックですが、ソチオリンピックのアメリカチームのユニフォームはRalph Lauren 謹製。しかもアメリカ製。
2008年からユニフォーム製作を担当しているラルフローレンですが、前回2012年ロンドンオリンピック用ユニフォームが中国製だったことに国内から大クレームが入って、今回から晴れてMade in U.S.A.となりました。上の動画はオープニングセレモニーで着用したニットカーディガン作製のイメージヴィデオです。
2020年の東京までは既にサプライヤーに決まっているラルフローレンですが、やっぱりウインターシーズンの方が本領発揮という感じがしますね。着たいとは思いませんが(そんなこと言っても既に速攻でソールドアウトですが)一度現物拝んでみたいですね。定価600ドル弱が、ebay で3,000ドルで売られていました。3,000ドルって・・・・・・。
日本のアパレルデザインは全体的に引き算で細かいディテールにフォーカスする傾向にあるのですが、その上スポーツウエアメーカーだからこんな感じになっちゃうんですかね。もうちょっと会場映えも考えればいいのに。
これを機会にレディメイドのカジュアルウエアでもアメリカ製が増えてくれると嬉しいですね、ラルフ・ローレン。ちなみにこの何ともアメリカらしいド派手なウェアは、米国務省から「テロの対象に成りかねないので、セレモニー会場以外で着用しないこと」というお達しが出ているそうです。