Matthews' Issue

アメカジオンラインショップのマニアックブログ。アメリカンカジュアルは面白い!

松下的ここが違うよ日本とアメリカ

      2014/02/24

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奥ゆかしさのある日本的デザイン

昨日の続きです。や、続いてないかも知れません。

先日も書きましたが、日本的デザインの基本は無駄を省いてシンプルに仕上げる"引き算”だと思うんですね。その上で相手への心配りを使い易さとして忍ばせることもしていたりするわけです。 四季のある風土だけに移ろいゆく季節もデザインの一部として取り込んだり、焼物のように余人が触れられる遊びの部分を残す感性というのが日本的なのかなと。

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正月のNHK で京都迎賓館の特集をやっていて、ある客間(何とかの間という正式な名前あると思うんですが)は座位でも目線の高い大柄な外国要人の目にも、もてなす側の意図した絵として中庭が映るように欄間の位置を通常の日本間より高くしてるんだそうです。部屋の奥から(上座ですから)でも欄間の向こうが十分仰ぎ見られるようにとのことなのだそう。なんという気遣い。ただ。

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view at kaigandori danchi

均質的だからこそ

数十年前の日本では、同じような間取りの家に住み同じようなグレーのスーツで同じ方向の電車に乗って仕事へ行き、週末のレジャーも似たりよったりという層が、特に都市部において超メインストリームだった時代があります。生活様式が似ていれば好みや考え方が均質化してくるのは道理です(その揃ったベクトルの恩恵も受けてますよ、もちろん)。

周りと極端に違う立ちふるまいは避けて、横並びであることを良しとする空気は、もともと日本人が持っていた引き算デザインと化学変化を起こすかのように、プロダクトの細部の差や裏地など偏屈といってもいい拘りを醸成したんじゃないでしょうか。ヱビスジーンズだって最初は同じ型のジーンズでペンキステッチあるものとないもの、それしか違わないのに2型って言ってたんですから。

numbers of the fallen / taotsu-pro

 

人種・宗教など価値観が多岐に亘るアメリカは、物理的な他人との大きな距離感(日本の1/10の人口密度)からしても、まず自分が動かないことには物事が始まりません。その裏返しとして相手にも主張を求め、自ら動こうとしない主張しない人間は相手にされない。空気を読み合う日本人とは殊に対照的です。

それまで○井やビブレで買ってた服に比べてデカいし重いし分厚いしという違いに圧倒されました。3時間もの国内時差や寒暖の差がある広大な国土がゆえなのか、アメリカ製のアパレルはローカル色がとても強くて、単に「何これ、見たことない」の連続でした。アメリカっていくつブランドあるのって。

何だか長くなりそうなので、次回に続きます。

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