シンプルウエアに最適アクセサリー
2017/02/04

まだ勢力維持中?
瞬間最大風速だけはあったNormcore(ホントにありそうな名前)の置き土産とでもいいますか、今シーズンは無地Tをちょっと大きめに着るのがトレンドなんだそうです。ウチにもCAMBERのヘビーオンスが届いているので、近々アップします。

肉厚のザ・アメリカンT
Oh No, Its Raining Again... / avdezign
でもって今日は無地Tなどのそんなシンプルなトップスによく合うインディアンジュエリーの紹介です。

左がMorenci(モレンシー)、右がRoyston(ロイストン)
ターコイズの周りにスタンピングを施したペンダントトップ、アーティストはナバホ族のGeneva Ramone(ジェノバ・ラモーン)です。
インディアンジュエリーに使われる鉱石の代表格であるターコイズは、空の色であり水の色であると、ネイティブ・アメリカンたちには神聖なものとして扱われてきました。今日でも採掘が続いているアメリカ国内の鉱山は多くはありませんが、小振りなターコイズであれば採掘済みのものでまだ相当量が流通しています。
(おそらく閉山した鉱山も枯渇してしまったわけではないんでしょうが、ダイナマイトや重機を投入して、新しい鉱脈が見つかるかどうかがまずギャンブルですし、見つかったら見つかったで今度は地主や州政府などとのトレーディングに乗せるための折衝がいくつもいくつも続くらしく、事業として継続させるにしても初期投資が億単位でかかり、早い話が割に合わないので誰もやらないんです……とディーラーさんが。)

私物のGary作品。これも石はMorenci。
ティアドロップ型のターコイズの周りをワイヤーワークとスタンピングで装飾していて、石の小ささを感じさせない仕上がりになっています。この組み合わせは超ビッグネームのGary Reeves(残念ながら昨年亡くなられましたが……)によく似た作風です。スタンプが若干浅いのとループ部分にまで装飾がされているのはジェノバが女性アーティストだからかもしれませんね。柔らかい印象のペンダントです。
小振り・女性作・カラーストーンものと三拍子揃ったこれならインディアンジュエリーにありがちなワイルドな印象もありませんし、クリーンでスマートな夏のアクセサリーにいいですね。
前回チェックしたゴールドアクセと石ものの組み合わせも大人っぽくてgood。クリーンなインディアンジュエリー使いをしたいなら、ポイントは単品で主張が強すぎないものを選ぶことと、黒ずみやすいのでシルバーダスターでこまめに磨くことですね。
引き続き新入荷アップ中のインディアンジュエリーはこちらです⇒ Matthews Online Store
…ほ~っ、Roystonはあのブランドが使ってたことがあるんですね~~初めて知りましたっ