Matthews' Issue

アメカジオンラインショップのマニアックブログ。アメリカンカジュアルは面白い!

そんなユニクロからの脱出

      2018/01/12

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ちょっとハードル高すぎやしませんか?

ジル・サンダーもアンダーカバーもそのコラボレーションは長続きしませんでした。元々短期戦略だったのかもしれませんが、ファッションをカルチャーとして根付かせるには短くない時間が必要です。1年2年程度じゃとてもムリです。

ベーシックアイテム中心のユニクロですが、こういう洋服も提案していきたいとするには、ジル・サンダーはモードブランドとして知る人ぞ知るマイナーな存在でしたし、アンダーカバーとのコラボアイテムは行列に並ばずして購入できたのでしょうか(出来ていたらすみません)。しかしユニクロの既存ユーザー層にはあまりにかけ離れたブランド。

洋服を生産販売する企業としてのユニクロは別にあっていいと思うのですが、それを一人ひとりの体にまとわせた時のファッションとして果たして気分をアゲてくれるのか。 ファッションブランドとしてのユニクロにアンチが少なくない一因ではないかと思うのです。
(アパレルは元来体育会系なので、大小あれどブラック資質は持ち合わせがちですが、ここでは一旦置いといて)

 

ファッションは背筋を伸ばして街を快活に歩くための、

似た趣味や考え方で気が合いそうな人と出会うための、

ライブ会場で激しくエキサイトするための、

会社仲間で休日にバーベキューしたときに、「へぇ、〇〇さんて私服はそういう感じなんですね」と

同僚女性にまんざらでもない印象を持ってもらうため

の手段であって目的ではありません。

さらに各々の場面場所で相応の格好をすることで、構成員として周囲の認証を得るための手段。休日のバーベキューにスーツ姿だったら「なんで?」ってなりますし、披露宴にTシャツチノパンスニーカーで現れたら「出直して来い」って言われますでしょ?

どんどん人の手を(目も)借りてしまいましょう!

で、ですね。こういう志向の人がどのくらいいるか判りませんが、「洋服よく分からないからユニクロとか着てるけれども、出来れば違うスタイルになってみたい」

もしそう思うのなら、それには

”勇気を持って人目に晒される”

しかありません。他人の目にはどう映っているのか。

あ、セルフィーをアップしたサイトでいいねをいくら押してもらえたところでそんなもの大して役に立ちませんよ。かつては雑誌で今はネット。時代は違えど2次元の情報から得られるものはあくまで知識。それを携えて街に出なきゃ意味がありません。

仲の良い友人たちや学生ならサークル仲間やバイト先で、「コイツちょっと服のセンスいいよな」という人がひとりでもいたら、その人に「これ、どうかな?」と訊いてみる。ダメ出しも上等。

 

実はショップ店員もそんな質問を待っています。

ユニクロでも何でも着ていって、「服のことよく分からないので教えて欲しい。これに合わせられる服が欲しい」と恥ずかしがらずに言えばいいんです。知ったかぶりはしない。

ショップ店員だって最初からさらりと着こなせたわけは勿論なくて、同じような道を辿ってきています。かつての自分を見ているようなあなたのそのチャレンジを受け止めてくれる店員、きっといると思います。

付け加えるなら、よっぽど気に入った服が見つからなければその場は買わなくても全然OKです。もしそれで態度が変わる店員はショップスタッフの肩書に酔ってるか、社割がオイシイと思っているか程度なので、あなたの想いをぶつける価値はありません。とっとと見限って新しい店に飛び込みましょう。

それは東京とか店がたくさんある都会にいるから言えるんだよ、こっちはそんなに選択肢ないものと思われるかもしれません。そういった生活環境であるのなら、ファッションを磨く必要が果たしてあるのかという問いにもなりますが(対人関係を円滑にするための手段なんですから、もっと相応しいローカルマナーがあればそちらを磨くべきです)、興味が有るのなら、3ヶ月に一度でもいいからやっぱり街に出なきゃダメです。20年間アパレルの仕事していたって、数ヶ月街から遠のいただけでこうなっちゃうんですから

 

千葉じゃない方のジャガーさん

千葉じゃない方のジャガーさん

久しぶりに同業の人たちと飲みに行きました。「あーいっすねー。今度バッチリ飲みましょう!」から約10年越し。ま、アパレル人同士の口約束なんてそんなもんです(笑)。

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横浜はなんだか急に空気が軽くなってきましたよ。甲子園も終わっちゃって夏もちょっと名残惜しいですが、そろそろ秋物も入荷してきたので、オンラインストアも準備を始めます。

 - 日記